まだC2J.jpに登録されていない方
安心便利簡単!
無料会員登録
会員登録すると・・・
① 直接中国サプライヤーに問合せができる!
※工場所有サプライヤー多数
② C2J.jpの充実したサービスがご利用できる!
③ 最新の商品仕入れ情報やメーカーリストが手に入る!
会員IDをお持ちの方はこちらから
会員IDが必須です。
パスワードが必須です。

ユーザID、またはパスワードに誤りがあり、

ログインできませんでした。

ログインしたままにする

日中ニュース>詳細ページ

ロボット・自動化で30年には8億人が失業する
発信時間: 2017-12-08 09:59 | 引用元: j.people.com.cn | 訪問回数: 356

コンサルタント会社マッキンゼー・アンド・カンパニーがこのほど発表した報告書は、世界の労働力人口に対し「警告」を発するものだった。今後13年間で、最大8億人の労働者がロボットに取って代わられるという。だがロボットには弱点もあり、すべての仕事にやすやすと取り組んで習熟できるわけではない。実際、別の研究では「簡単には仕事を奪われない」クラスターも明らかにされている。

▽労働者は自動化の影響を最も大きく受ける

「仕事を失う、仕事がある:自動化時代の労働力モデル転換」と題する同報告書は、今後13年間の自動化による失業者数とその職種の予測を打ち出した。今後数年間に、働く現場ではさまざまな変化が生じ、労働者に求められる技能と得られる賃金に重要な影響を与えることが考えられるという。

同報告書は、仕事のポジションの約60%で、または少なくとも3分の1の作業で自動化が実現する可能性があるという。こうして30年になると、世界で4億人から8億人が自動化によって失業に追い込まれ、新たな職探しという苦境に直面することになるという。

その時、雇用市場にはたくさんの新しい仕事が登場するが、人間は新しい技能を学ばなければ新しい仕事につくことはできない。ロボットに取って代わられた人のうち、7500万~3億7500万人は職種を変えるか、転職する必要がある。中国人労働者は自動化による影響を最も大きく被るとみられる。同報告書は、「絶対数という点でいえば、中国は仕事を変える必要に迫られる労働者が最も多い。自動化の発展ペースがかなり速ければ、30年には1億人または労働力人工の12%が影響を受けることになる」との見方を示す。

このクラスターは非常に膨大ではあるが、同報告書は、「過去25年間に離農した中国人にとってみれば、この数字は相対的に小さいといえる。真に最も大きな変化に直面するのは、米国やドイツや日本のような国々だ。発達したエコノミーでは、新たな技能を学び、新たに登場した職業で働く機会を探さなければならない労働力の割合が他のエコノミーよりずっと高い、30年には米独の労働力の3分の1が『学び直しと転職』を迫られ、日本ではこの割合が半分に迫ることが予想される」という。

▽肉体労働者はロボットに取って代わられる可能性最大

予測可能な範囲でみると、機械の操作員やファーストフードの店員といった肉体労働はロボットに取って代わられる可能性が最も大きい。

同報告書の指摘では、「予測不可能で、変化が大きい環境にある仕事は被る衝撃が最も小さい。たとえば造園業者、水道技術管理者、子どもや高齢者のケアサービスなどで、30年になってもこうした職業の人々は自動化のレベルが相対的に低いとみられる。技術的に自動化の実現が困難であると同時に、賃金が相対的に低いことから、自動化を選択することにそれほどメリットがないのが理由だ」という。

▽高IQの芸術家・科学者への影響は小さい IQが15アップで失業率7%低下

すべてのクラスターが「ロボットへの移行」過程で影響を被るわけではない。米ヒューストン大学の研究によると、高校時代に芸術や科学に興味を感じた人は、自動化の「犠牲者」になりにくい。研究者が出した結論は、「こうした人々はオフィスでのルーティンワークを選ぶ可能性が低く、創意工夫に富んだ仕事やより複雑な仕事を選ぶ可能性が高い。こういった仕事はロボットの苦手分野だ」というものだった。

同大研究チームによると、「IQが15上がると、ロボットに『引き継ぎされる』可能性が7%低下する。この割合を米国の人口にあてはめると、1019万人が『仕事を奪われる』事態を免れることになる」という。同大のロディカ・ダミアン准教授は、「人のIQというものは変えようがないが、ある種の方法で人格的な特徴を向上させることはできる。たとえば社交的なテクニックを高めるとか、より勤勉になるなどだ」と述べた。

keyword:中国輸入代行中国卸売中国仕入れサイト