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中国、大学新卒者の就職動向が大きく変化 最も重視するのは?
発信時間: 2018-12-11 14:00 | 引用元: http://j.people.com.cn/ | 訪問回数: 247

中国の2019年度の大学新卒者は834万人に達すると予想されている。18年、新一線都市が台頭し、これまで大学生に最も人気の就職先として不動の地位を築いてきた北京、上海、広州の立場が揺らいだ。人工知能(AI)関連の人材は、年俸が80万元(1元は約16.3円)にまで高騰するほどの争奪戦が繰り広げられ、製造業やインターネット関連などの新興業界でも人材不足が深刻化し、注目を集めた。多くの調査報告や専門家は、求人市場の新たな動向に対し、注目するだけでなく、冷静に観察、熟考するべきで、盲目的に周りに流されてはいけないと注意を呼びかけている。中国青年報が伝えた。

新興分野で繰り広げられる人材争奪戦

先日のあるメディア報道によると、「今年は、人工知能の分野の報酬が上昇傾向にあり、新卒者の給料を10-20%アップした企業がある。さらにアップ幅が大きい企業もあり、特に博士卒業生の年俸が昨年の50万元から80万元まで高騰している。さらに人工知能の分野で強化を図る新鋭企業もあり、具体的な数字は出ていないものの、高額の報酬を用意して、大手インターネット企業から人材を争奪しようとしている」としている。

調査機関・麦可思(マイコス)研究院がこのほど、17年度の大学卒業者30万6000人の卒業から半年後の状況を追跡・評価・分析したところ、製造業が依然として最も主要な就職先となっていることが分かった。17年度の学部卒業者の19.2%、高等職業学校・高等専門学校卒業者の21.1%が同業界に就職していた。つまり、大学卒業者の5人に1人は製造業に就職している計算になる。

また、同統計によると、17年度の大学卒業者のうち、卒業から半年後の月給が高い業界は、「情報産業(学部:5816元。高等職業学校・高等専門学校:4387元)、「交通運輸業」(学部:5567元、高等職業学校・高等専門学校:4536元)、「金融業」(学部:5246元。高等職業学校・高等専門学校:4422元)だった。スマート技術が製造、金融などの分野で深く応用され、産業用ロボットによる自動・省人化を促すプロジェクト「ヒトからマシンへ」の実施により、人材不足が解消されているのを背景に、一部の伝統的な労働密集型産業では、求人が減少している。また、産業のスマート化・高度化が推進されているのを背景に、情報、スマートと関係のあるポストに、大学卒業者を募集する各業界の企業も増えそうだ。

就職支援サイト・BOSS直聘研究院の統計によると、過去3年、中国国内のEC業界では人材の需要が急速に高まっており、毎年35%のペースで上昇している。過去5年間、EC業界は常に大学卒業者に最も多いポストを用意してきた業界の一つとなっている。ECの分野では、スマート化関連の人材不足が深刻だ。18年1-9月期、同業界は技術系ポストが9.7%を占め、人材の需要が前年同期比18%上昇した。同業界で人材の需要増加幅が最大の技術系ポスト10ポストは、全て人工知能、データ科学、アルゴリズム関連となっている。

新一線都市の台頭で北京への執着心薄れる

BOSS直聘研究院が発表した「2018年Q3人材誘致力報告」の統計によると、都市別の人材の誘致力指数トップ5は、大きく変動し、杭州が初めて北京を上回ってトップに立った。

同報告は、「18年1-10月期、杭州には、一線都市から優秀な人材が流入し、18年度の大学新卒者の残留率が69.1%だった。他の都市の大学を卒業した者にとっても、杭州の魅力が日に日に高まっている。18年1-10月期、杭州の新入社員の月給は前年同期比12.9%増の平均9566元で、急上昇している。人材の需要も前年同期比37.1%増で、その勢いはとどまるところを知らない」と指摘している。

また、多くの統計によると、大学卒業者は新一線都市での就職に満足しており、その満足度は、伝統的な一線都市に近づき、上回ることさえある。

麦可思研究院の調査によると、18年度の卒業者の間で最も人気の就職先は「新一線都市」(37%)で、伝統的な一線都市(31%)の割合を上回った。その他、17年度の卒業者を対象に、卒業から半年後の状況を追跡・評価・分析したところ、北京、上海、広州、深センで働いている人の満足度はぞれぞれ76%、74%、71%、70%だった。一方、杭州で働いている人の満足度は75%と、北京に次いで2番目に高かった。その他、新一線都市で満足度が高かったのは天津(72%)、南京(70%)などだった。

95後が給料よりも重視していることとは?

現在、新卒者のほとんどが95後(1995年から1999年生まれ)となっている。先日のあるメディア報道によると、今の若者は仕事を探す際に重視することは「給料がいくらか」ではなく、「社員が使えるジムはあるか」、「活動スペースやコーヒーブレイクできる場所があるか」、「会社の雰囲気」、「気難しい上司はいないか」などだという。

麦可思研究院が18年度の新卒者2414人から得た有効回答の分析によると、雇用先の種類に関して、4割が「特別な要求はない。自分に合っていればそれでいい」と答えた。就職の際、最も重視する要素は、「キャリア成長できるか」(76.6%)で、以下、「給料」(68.6%)、「福利厚生」(56.3%)、「自分の関心事や趣味にマッチしているか」(46.4%)と続いた。

また、給料が同じである場合、5つの保険と1つの積立金、有給休暇といった通常の福利厚生のほか、「賃貸住宅補助」(66.0%)、「教育・研修」(57.8%)、「旅行、研修」(46.8%)の三つが、大学卒業者にとって最も魅力ある福利厚生だった。(編集KN)

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