広東美的制冷設備有限公司は傘下に10数社の登録会社を持ち、家庭用、オフィス用の空調、冷蔵庫や洗濯機の開発、生産、販売、サービスをトータルに行う大型企業です。国内に完備された大規模な空調生産ラインと、国家レベルの技術研究開発センター、ポストドクターワークステーションを持ち、販路は全世界に及びます。製品は100以上の国や地域に出荷され、弊社は国内で最も大規模な、優れた技術と豊富な種類を誇る著名な空調メーカーとして知られるようになりました。販売業績は連年同業他社をリードしています。2004年度の販売台数は700万台/セットを実現しました。2005年には1,000万台/セットを突破し、さらに2006年度には1,100万台/セットまでに達しました。

弊社は、ブランド、技術、サービス、品質等の総合的な成長に力を入れ、全世界のお客様に向けて組織一丸となって取り組む運営システムと柔軟な生産販売方式を打ちたて、家庭用空調からオフィス用空調まで、また空調から冷蔵庫まで、国内外の市場を拡大してまいりました。「科学技術を重視し、消費者に一流のサービスを提供する」ことを市場理念とし、市場ニーズを追求しています。そして積極的に内外の企業と技術協力や交流を行い、各種重要技術と先進技術を導入、消化、吸収することで更なる技術力の向上につなげています。科学的、系統的な人材システムを構築し、世界一流のIT技術を駆使して、企業のマネジメントレベルの科学化、国際化に向けて邁進しています。

2004年6月3日、弊社と東芝開利(東芝キャリア)空調事業は正式に合資協力契約を締結しました。これは空調基礎技術、製品技術及び生産技術の分野において、弊社と世界最高水準の東芝及び開利とが強い結び付きを持ったことを意味しています。(開利(開利公司(Carrier))は年間売上高は80億ドル以上に達する世界最大の空調メーカーです。また、東芝は世界ベスト500企業の中で、2003年に62位に列せられ、その空調は日本という全世界で最もハイエンドな市場において、売上高が常に第三位に位置しています。)この協力によって、弊社は世界のベスト500企業の優良な資本を基に、自己の資本構造を改革し、国際的な競争力とリスクヘッジ能力を更に高めています。そして、海外大型企業の国際的経営手法を採用して国際化への加速を進めており、合資会社の株券ステークホルダーとして、弊社は国内家電企業の国際化模索への一つのモデルともなっています。また、同年には、弊社は華凌(Hualing)グループと栄事達(RoyalStar)株式有限会社を買収しました。現在弊社は1,600万の空調、600万の冷蔵庫、550万の洗濯機の生産が可能です。

未来へ向けて、弊社は引き続き「人々の豊かな生活のために」という経営理念を重視し、不断の企業革新と発展を推進していきます。また、「価値を尊重し、利益を共に享受する」ことを価値観の源とし、総合的な競争優位性を発揮して核心的競争力の更なる向上に努め、空調と冷蔵庫の更なる発展に尽力していきたいと考えています。