用途(例) 蓄光標示 スイッチ・コンセント・携帯用電灯・暗室用品・階段スベリ止め・手すり・タイル・床面・壁面標示・その他の標示
誘導標識・避難用具・非常持出・消火器・消火栓・火災報知機・救命器具・排煙装置・階段階数標示その他の蓄光標識
装飾品 灰皿・ライター・シガレットケース・ネックレス・イヤリング・テーブルクロス・のれん・ランプシェード・
　　　　　　　 タイル・壁紙・繊維・その他の装飾品類
その他 玩具・釣具・文房具・おまけ品・漁具・その他

アルシオール高輝度蓄光式避難誘導板は、消防庁登録認定機関（財）日本消防設備安全センターが定める避難設備(高輝度蓄光式誘導標識）としての厳しい認定基準に合格し、複数の認定証及び型式認定附属書が交付されました。
アルシオール高輝度蓄光式避難誘導板は、認定を取得する以前（性能評定品）から消防指導や個別承認（消防法施行令第32条）を受けて、すでに様々な現場にご採用頂いておりますが、平成18年告示改正（平成18年3月29日付け消防庁告示第5号）で高輝度蓄光式誘導標識が消防用設備として明確に位置付けられたことにより、より有効にご活用頂けることとなりました。
更に、平成21年9月30日付け消防法規則改正により、個室ビデオ店等への規制強化、大規模・高層建築物、地下街及び地下駅舎等への規制強化、コンビニエンスストア等への規制緩和が行われ、アルシオール高輝度蓄光式避難誘導板の活用用途が飛躍的に広がりました。
アルシオール高輝度蓄光式避難誘導板は、厳しい認定基準を確実に満たす蓄光性能と物性を有し、避難安全性をより高めるとともに、電力・施工・維持管理等の省エネルギー効果や、コスト削減効果、廃棄物を出さない環境負荷低減効果が認められ、各方面から大変高い評価を頂いております。

大規模、高層建築物、地下街及び駅舎など

消防法令の概要
大規模・高層の防火対象物や地下街、地下駅舎等に設ける誘導灯の非常電源は、60分間の容量が原則必要であるが、平成21年9月に公布された消防法施行規則等の一部を改正する省令（平成21年総務省令第93号）により、次の条件を満たすように蓄光式誘導標識が設置されている場合にあっては、「直接地上へ通ずる避難口」「避難階の直接地上へ通ずる避難口に通ずる廊下及び通路」「地階にある乗降場」「地階にある乗降場に通ずる階段、傾斜路及び通路」「直通階段」に設ける通路誘導灯の非常電源の容量を20分とすることができるとされました。
（消防法施行規則第28条の3第4項第10号及び誘導灯及び誘導標識の基準第3の2参照）
①　蓄光式誘導標識は高輝度蓄光式誘導標識であること。
②　床面又はその直近の箇所に設けること。
③　廊下及び通路の各部分から一の蓄光式誘導標識までの歩行距離が7．5m以下となる場所及び曲がり角に設けること。
④　性能を保持するために必要な照度が採光又は照明により確保されている箇所に設けること。
⑤　蓄光式誘導標識の周囲には、蓄光式誘導標識とまぎらわしい又は蓄光式誘導標識を遮る広告物、掲示物等を設けないこと。