中国でモノを安く作る！
こんな時代は、円安が進む2013年を区切りに完全に終焉してしまいました。中国政府も、賃金を押し上げて所得を増やし
国内消費の増大を優先させ、輸出競争力低下を容認しています。またUSドルに対する人民元高もじわじわと進行、このこと
も輸出より輸入を増やし、国内消費を増大させる方向に向かわせています。

【日系企業への影響】
この流れは、今後益々強まって来て、中国へ進出した日系企業へも大きな影響を与えています。大量生産によるものづくりは
どんどんベトナムやミャンマー、バングラディッシュなどの新興国へシフトして行き、中国では多品種少量生産のものづくり
が主流となって来るでしょう。

【中国産業構造変化への対応】
今後は、中国市場を見据えた商品企画、開発/設計など、豊富な人材を活かし、世界の市場へ新しい発想の商品を開発して
送り出す、「世界の開発拠点」として中国は位置付けられていくものと考えられます。2013年は、中国の大学卒業生は
700万人が排出されます。
工場の労働者不足とは対照的に、高等教育を受けた人材は中国には豊富にいるのですから、日系企業もこのような人材を
活かして、仕事の質的変換を図って行く必要があると考えられます。
これからの中国は、膨大な消費市場に対し、豊富な開発人材を活かした新たな商品、きめ細かなサービスを提供していく
ことで、生き残りを図って行くべきではないでしょうか？

【強い工場を作るプログラム】
「強い工場を作るプログラム」は、付加価値が相対的に低下した現在の工場のものづくりプロセスを改革し、高付加価値を
生み出すプロセスに改革し、「儲かるしくみ」に変える事を目的としています。

　主な改善プログラム
　1. 高度で多様なニーズに対応出来る多品種・少量生産のしくみを導入する
　2. 商品企画、開発・設計部門強化する。（人材育成と開発プロセスの改善）
　3. 販売チャネルの開拓、アフターサービスなどマーケティング戦略の強化

以上の考えかたに基づいて、貴社工場の現状を調査、課題を明確にし、最も最適なプログラムの作成、実施を行います。
詳細は http://factorysupport.seesaa.net/ をご覧下さい。