板金加工とは？

金属（鉄、ステンレス、アルミなど）の板を加工する事を板金加工としています。

板金加工の流れ

1．お客様と打合せ

完成品のイメージは1つでも作り方は数十通りのやり方があります。
お客様のイメージに近づけるように詳細な打合せが必要です。

2．図面展開
　　お客様側でしっかりとしたCADデータがあれば、それを使用させて頂きます。
CADデータが無い場合でも、弊社で作成します。

CADデータを基にNC加工データを作成します。
このNCデータで、穴あけ位置、穴径、曲げ位置、曲げ寸法などが決まってきます。

3．抜き加工

NCデータを基に平板の状態で穴あけ、タップ、切欠加工などを行います。
使用機械はレーザーとターレットバンチプレスになります。
ロット数量、板厚によって、レーザーとターレットバンチプレスを使い分けています。

4．前加工（バリ取り、タップ加工等）
外形や穴加工面などのバリを全て除去します。

5．曲げ加工

抜き加工をした平板を曲げていきます。使用機械はプレーキプレスが殆どで、数量が多く、専用金型のある物はプレスで加工します

6．溶接
必要であれば曲げ加工後に部品の付け合せ部分に溶接加工を行います。

7．仕上げ（表面処理）

鉄の場合は塗装、メッキなどの表面処理を行います。表面処理なしでは錆が発生します（カチオン電着塗装を下地塗装に施すことにより、防錆力が向上します）。
ステンレスの場合そのまま使用するかバフ研磨加工を行います、或いは溶接の所に酸洗いを行います。
アルミの場合はアルマイト処理か塗装をして腐食を防ぎます。

8．（組立）
9．検査、包装