中国海南省の中心海南島は、香港の南方に浮かぶ日本の九州よりも少し大きな島で、全島が熱帯・亜熱帯地区に属し周囲を透明な海に囲まれ、世界環境保護調査でキューバのハバナについで世界第二位の清浄さと認定されたクリーンな空気と強い太陽が降り注ぐ素晴らしい自然環境に恵まれたリゾート地です。現在、海南島は中国生態環境保護の最もいい所の一つです。海南省では1200年以上も昔に、海岸沿いの住民が海水を煮て塩を作っていました。13~14世紀に日晒製塩の製法が利用されて、現在まで引き継がれています。日晒海水製塩法とは、綺麗な海水を塩田に引き太陽と風の恵みで自然に天日乾燥させる、長い時間と手間をかけた高純度の天然塩を生む製法です。自然の天日で多種のミネラル営養素を逃がさぬように生成された製法が塩味にほんのりと甘さを含んだまろやかなコクを与えています。 

海南島の天然天日塩は年産およそ20万トンで、主な商品が天日食塩、天日精製塩、天日特級塩、天日微粒塩、中粒粗塩、大粒粗塩、漬物用塩等の種類があります。国塩商品質量検験検疫局技術センターの検査結果によると、海南の天然天日塩は、人体にとって必要なナトリウム、カルシウム、マグネシウム、カリウム、鉄分、亜鉛、ストロンチウム、セレン、ヨウ素等の多くのミネラルを含んでいることが証明されています。また、有害指定された重金属は中華人民共和国国家基準値をはるかに下回っています。海南の天然天日塩は、そのまま食べても、また調味料、醤油、漬物用としても美味しく、さらには美容、お風呂に少量いれると殺菌効果もある等、幅広い用途で楽しむことができます。海南の住民の平均寿命は中国全国でも突出して長命で、この天然天日塩を取り入れた食生活、生態環境がその原因といわれています。 

理化指标

使い方法: 調理、テーブル塩