株式会社 AIBAの中国工場で2年前より中国の電気代上昇の対策として、LED蛍光灯の導入をテストしていました。
と申しますのも、中国の電気代は日本並みに高いし、その上昇率は日本以上で、経営を圧迫する一因となっていました。
そこで、工場照明をLED蛍光灯に替えると、電気代値下がり分で導入コストが一年償却で可能となりました。
中国と日本では色々と事情が異なりますが、一番は中国の蛍光灯は日本の蛍光灯に比べて暗いというのがあげられます。
事務所では、4本使用の蛍光灯とLED蛍光灯2本分が同じ光量であった為電気代は4分の1になりました。この事例はすぐさま日本の工場にも導入しようと色々検討しました。
国内メーカーのLED蛍光灯の見積もりを集めましたが高くて償却が出来ない。ましてコストダウンには程遠い物でした。
そこで、中国のLED蛍光灯の導入をしましたが、日本の蛍光灯は本当に明るく、中国では立派なLED蛍光灯も見劣りがします。
いろんなメーカーの物を試しましたが、中国の一般電圧が220Vであり、日本の100Vとは異なり、中国でのテストと日本のテスト結果が異なり満足いくものは無く、最終的に、LEDの数を増やすこととしました。
もっとも、弊社御案内の276個のLED蛍光灯も、現行の日本の蛍光灯が360°に発光して、その反射光も含めた光量に比較して約10%光量が少ない程度で、実用に際しては事務所等では十分使用可能です。
しかし、検品作業等の絶対的光量が必要な場所では、276個では露光計数値がやはり物足りないので、最初に318個を作りましたがまだ物足りない、そうして作ったのがLEDを350個付けた商品です。
ここまで苦労してわざわざ作ったLED蛍光灯を、弊社㈱丸善のグループの為だけに輸入するのは勿体ないと思い同じ境遇の方々の意見をうかがうべく2010年6月8日から12日まで開催されたFOOMA JAPANという展示会で紹介させて戴きました。皆様LEDの事は良く研究されており、これはぜひ皆様にご紹介したいと確信いたしました。
そこで、より皆様にご紹介する際によりご理解いただけるよう株式会社 電費半分を設立する次第となりました。
販売にあたり電器製品ならばPSE適合認可を取るべくJET(財団法人電気安全環境研究所)に申し込みましたが、現段階ではLED蛍光灯の試験方法の確定もなく、適用外となっている為、日本国内の認可等の証明書が出ていない状況です。
弊社としては、是非とも少しづつ試して導入戴きます様お願い申し上げます。
主な製品・サービス |
led 蛍光灯
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業態 |
その他
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対応可能言語 |
日本語
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対日/対中貿易の経験 |
3~5年
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従業員数 |
101-200人
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研究開発の職員数 |
11-20人
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主要輸出先 |
東ヨーロッパ、亚洲
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主要設備 |
積分球.ダイカスト機
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OEM |
不可
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QA/QC |
内部と外部
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昨年年間売上 |
1億-5億円
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