まだC2J.jpに登録されていない方
安心便利簡単!
無料会員登録
会員登録すると・・・
① 直接中国サプライヤーに問合せができる!
※工場所有サプライヤー多数
② C2J.jpの充実したサービスがご利用できる!
③ 最新の商品仕入れ情報やメーカーリストが手に入る!
会員IDをお持ちの方はこちらから
会員IDが必須です。
パスワードが必須です。

ユーザID、またはパスワードに誤りがあり、

ログインできませんでした。

ログインしたままにする

日中ニュース>詳細ページ

スキーを楽しむ若者たちが目指すのはコストパフォーマンスの良さ
発信時間: 2023-12-20 16:48 | 引用元: http://j.people.com.cn/ | 訪問回数: 784

各大手ECプラットフォームを次々見てまわり、コストパフォーマンスが最も高いリフト券やスキー板、スキーウェアを掘り出したり、ソーシャルメディアやスキー愛好者が集まるチャットグループで掘り出し物を探したり、必要最低限のグッズだけを購入したりするなどして、不必要な出費を極力抑え、最低限のコストでスキーをできる限りエンジョイするというのが、今の中国の若者のスタイルとなっているようだ。このように今の若者の間で最も重視されているのは「コストパフォーマンス」だ。中国青年報が報じた。

今年、すでに何度も屋内スキー場に行ったという広東人の余小東さんは最近、有給休暇を利用して新疆維吾爾(ウイグル)自治区の阿勒泰(アルタイ)地区のスキー場に行くことにした。そんな余さんがネットで紹介しているスキーグッズリストを見ると、中国国産の手頃な価格のブランドのグッズや、中古品サイトで手に入れた中古品、共同購入したグッズ、キャンペーンでもらったスキー用品などが並んでいる。

2023年国際ウインタースポーツ(北京)博覧会で発表された「中国アイス・スノー産業発展研究報告(2023)」によると、2022-23年のスノーシーズンにおける中国のウインタースポーツ愛好者は青年がメインで、全体の60%以上を占めている。スキーヤーだけを見ると、70%以上が体験型消費者で、経験回数が3回以下となっている。また、何度もスキーに行っている愛好者は約20%、プロのスキーヤーはわずか約10%となっている。

「体験型消費者」がかなりの割合を占めている状況下で、ほとんどの初心者は低コストで「お試し体験」することを選んでいる。旅行情報メディア「馬蜂窩」を通じたスキー旅行予約を見ると、3分の1以上の消費額が1千元(1元は約20.0円)以下となっている。

若者の消費動向をすでに見極めている中国全土の各スキー場は今年、リフト券の割引などを続々と打ち出している。例えば、北京の軍都山スキー場はライブ配信を実施して、約半額の前売リフト券を販売した。張家口崇礼万龍スキー場は公式アカウントで、900-1200元のホテル代込みのスキーセットを販売している。新疆の阿勒泰地区は、阿勒泰山脈の4つのスキー場で使える共通リフト券や新疆各スキー場の共通リフト券、Vail Resortsと提携した世界最大スキーパス「Epic Pass」などを打ち出している。

余さんは「以前ならスキーはお金がかかるスポーツだった。でも、ウインタースポーツが普及するにつれて、スキーのハードルも少しずつ低くなっていて、低コストでスキーを十分楽しめるようになっている」と話す。

中国のあるスキーブランドで市場ブランドコンテンツ運営を担当する史加一氏は、スキー愛好者のこうした心理について、「消費者がより理性的になっていると言える。何も買わないのではなく、衝動的な消費をしなくなっている」との見方を示した。