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人民元切り下げ 輸出後押しのため?
発信時間: 2015-08-12 11:28 | 引用元: http://bbs.c2j.jp/ | 訪問回数: 2049

  8月11日、中国人民銀行(中央銀行)は人民元の対米ドル基準値を約2%切り下げた。中国経済が減速する中、元安を実施することで国内の製造業などの輸出産業を支援し、景気低迷と輸出急減にブレーキをかけようとするのが狙いだと思われる。

 

  人民銀は昨日、「人民元為替レートの柔軟性を拡大していく。人民元の実質レートは各種通貨に対して比較的に強く、市場の期待とかけ離れている」と強調しても、7月の中国輸出量は前年同期に比べ約8%減少したことを考えると、中国経済をテコ入れするのが今回の元安の狙いだと分かった。

 

  人民元の変動は2%程度なら、世界経済への影響は限定的だと言われる。ただ、中国人の海外消費への影響は考えられる。中国からの旅行者は日本で「爆買い」していたのが円安も背景にあった。人民元が安くなれば水を差すかもしれない。また、中国国内の輸出企業にとっては絶好のニュースで、増収を図っている。

 

  ただ、人民元の切り下げの実際の影響を判断するには時間がかかるとの見方も多い。