今年の六七月から、中国の株価下落が続き、政府と民間合わせて4兆元の金額が水の泡となったと言われる。昨日上海総合指数は、約8年ぶりの速度で下落して、不信が広がっている。
中国の経済に対する懸念から、昨日、全世界の株価が下落し、東京市場も一日900円近く爆落した。世界経済はある程度中国の経済成長に支えられていたため、中国経済の悪化は世界に悪い影響を与えると指摘する声が相次ぐ。一方、世界経済の主役は米国で、最近、米国では個人消費の増加に伴い、経済が改善している。日本経済は中国より、米国に依存している。米国向けの販売が好調であれば、日本の輸出が好調で、株価も上昇すべきだと考えている方も多い。
そのため、中国の景気失速が世界市場を動揺するか、どれほど影響するかを、判断するのにまだ時間がかかる。これについて冷静に分析するのが大事だという。